色合い |
一般的傾向 |
赤 |
活力 憤怒 熱火 革命
心理的には興奮的で不安を募らせ、神経の緊張を増します。生理的には血圧や脈拍を上昇させ、均衡を乱します。
しかしながら、アイデアの創造などに関して良い背景となり、気分がめいったときなどには有効です。 |
橙 |
情熱 危険
赤とほぼ同様の影響がありますが、明るい色は食欲増進に役立ちます。 |
黄 |
希望 明朗
刺激的で明瞭に見えることから、安全標識に多く採用されています。
心理的には、のびのびと朗らかになるので、衰耗した精神の回復に良いとされています。 |
緑 |
平和 安全 新鮮
生理的には目を休め、神経や筋肉の緊張を解きます。
心理的には、興奮をやわらげ、安楽感を与えます。
思索の発展、仕事の遂行には理想的な環境を作り出します。 |
青 |
沈静 清涼 悲哀
青と赤は相反する性質を持ち、心理的には理性的なので、神経を集中する工場内や高温騒音の環境には最適です。時間は過少に感じものは短小に見えます。 |
紫 |
優雅 高貴 権威 不安
目の焦点をぼやかすので、広い面には適しません。ただし、すべての色相の中でもっとも美的効果を出します。 |
白 |
清潔 潔白 清純 素朴
効果は自然で清浄です。白の単色では”寒色”ですが、暖色とともに用いると刺激的となり、着目性をもたらします。 |
灰色 |
中性 平凡
うすい灰色は白の効果、濃い灰色は黒の効果になります。 |
黒 |
暗黒 恐怖 不吉 安定
消極的な色ですが、黄色や橙とともに用いると隣の色を強め、識別しやすくなります。危険標識などに用いられます。 |